ブログ

隣の子どものセルフ4DX

この間の休みの日に映画を見に行った。

休みの日ということもあってか親子連れの姿が多い。
私の席の隣も5歳くらいの子供で、その奥に兄弟らしい女の子とお母さんが並んで座っていた。

映画が始まってしばらくして、急に隣からガンガンと衝撃が来た。
何事かと思って振り向くと、隣の男の子が映画に興奮したのか私の足を蹴っていた。

それは座席の一部じゃないよ、人の足だよ。
優しく諭したいところだが、子供というのは遠慮を知らない。
結構な勢いで蹴られている。さすがに優しく言えるほどの強さではない。
とはいえ公衆の面前で、それも映画の上映中に怒鳴りつけるほどには自分を見失ってはいない。
ここは落ち着いて、お母さんの方に抗議しようと思い、男の子の座席の向こうに目をやった。

男の子の隣は兄弟らしい女の子、目を輝かせてスクリーンを見ている。
その隣は空席だった。
いつの間にか、自分の子どもたちを残し劇場を抜け出していたのである。
こうなってはどうしようもない。おとなしく蹴られ続けるしかなかった。
幸い、子どもが蹴ってくる間隔は映画が進むにつれ減っていった。飽きたのだろうか。

こうして休日のゆったりした映画鑑賞は、隣の子どもによる4DMAXとなった。
映画のアクションよりも、彼の暴れぶりの方が印象に残ってしまった。